1. ホーム
  2. 料金プラン
  3. ≫mineo(マイネオ)のプレミアムコースの通信速度って実際どう?利用料金や口コミ・評判、申し込み方法もあわせて解説!

mineo(マイネオ)のプレミアムコースの通信速度って実際どう?利用料金や口コミ・評判、申し込み方法もあわせて解説!


格安SIMに乗り替える際に心配なのが「通信速度が遅くなったらどうしよう・・・」という点ですよね。
でも、通勤時間や昼間のオフィス街などでネットが遅くてイライラするというのは結構よく聞く話です。
空き時間にスマホが思うように使えないというのはなるべく避けたいですよね。

そんな格安SIMの弱点を克服すべく、mineo(マイネオ)がプレミアムコースというサービスを提供することになりました!
プレミアムコースはどうやら、

  • 格安SIMなのにドコモ、au、ソフトバンク並の通信速度が出るプラン

らしいのですが、本当にそんなに速いんでしょうか?
既にトライアルでプレミアムコースを試してみている方もいるようなので、口コミや評判などから実際のところを確かめていきたいと思います。

■当サイトが調べた一番おトクなmineoの申し込み先はこちら

mineo(マイネオ)のプレミアムコースは、通常の月額料金に追加料金を払って、ドコモ、au、ソフトバンク同等の通信速度を実現するプランです。
7月の無料トライアルの際には、「通信速度が速くなるといっても、格安SIMなのに追加でお金を払うなんて本末転倒」など否定的な意見も見られましたが、蓋を開けてみると、

  • 抽選枠200人に対して5,400人もの応募

があったらしく、かなり注目度の高いプランです。
今後も抽選の当選者限定プラン、という点は変わらないようですが、通信速度が速くなるプランというのは他の格安SIMにはない面白い試みですね。

mineo(マイネオ)のプレミアムコースって何?

そもそも、格安SIM(MVNO)の通信速度がなぜ遅いのかという点を、簡単に説明したいと思います。
格安SIM(MVNO)は、ドコモ、au、ソフトバンクから、帯域の一部を間借りして、通信サービスを提供しています。
この問題は、よく高速道路の渋滞に例えられますが、ドコモ、au、ソフトバンクが4車線あるとすると、格安SIMに与えられる道路は1車線。
利用できる道路の数が限られている分、格安SIM(MVNO)はドコモ、au、ソフトバンクよりも渋滞が起こりやすい訳です。

そこでmineo(マイネオ)では、使える人数を限定した優先道路を作ることにしました。
それがプレミアムコースです。
携帯電話の電波は、限られた帯域をユーザーで共有して利用するため、契約者数が増えるほど通信速度の遅くなってしまいます。
ところが、プレミアムコースでは利用できる人数を限定するため、通信速度が一定以上遅くならず、プレミアムコースの利用者は快適にネットが利用できるということになります。

利用料金

mineo(マイネオ)のプレミアムコースは、通常の月額料金に、+880円で利用することが出来ます。
mineo(マイネオ)の担当者によると、通常の月額料金の+2,000円で、という構想もあったようですが、それほどビックリするような料金にならないところに落ち着いたようです。
「抽選した上でさらにお金も取るんかい!」と突っ込みを入れたくなりますが、あり得ないほど高額な料金ではない印象ではあります。

ドコモプランの場合
通常コース プレミアムコース
5GB 1,518円 2,318円
10GB 1,958円 2,758円

auプランのデータSIM(シングルタイプ)だと上記と同じ月額料金で、音声SIM(デュアルタイプ)の場合は、上記より月々90円安くなります。
mineo(マイネオ)には1GBプランや3GBプランなど小容量のプランがありますが、プレミアムコースは6GB5GBプラン、10GBプランのみが対象です。
これには「安い料金で使いたい人には使えないなんて差別的」という批判が殺到していて、たしかに「露骨なやり方」という見方も出来ます。
でも、ドコモ、au、ソフトバンクの月額料金と比べれば遥かに安いので、「月額料金は下げたいけど、通信速度を一切妥協したくない」という方には悪くない選択肢とも考えられます。

通信速度

では、プレミアムコースの肝心の通信速度はどのくらいなのかというと、

  • お昼休みの時間帯に10MB

という非常にざっくりした説明がされています。
「10MBってどのくらい?」というのが当然出てくる疑問ですが、一言で言うと、

家の固定回線や、ドコモ、au、ソフトバンクのスマホと同じくらいの通信速度

です。
一般的に、Twitter、Facebook、Instagramなどを使うのに必要な通信速度は1〜2Mbps、YouTubeの高画質の動画を見るのでも3GB以上あれば十分、と言われています。
なので、10Mbpsもあれば、ネットが遅くてストレスに感じることは皆無ということになります。

また、「昼休み」と付けているのにも理由があります。
プレミアムコースは専用の帯域を確保しているため、昼のスマホを利用するユーザーが増える時間帯でも、通信速度が一定以上遅くならないという訳です。
このことは、16年7月〜9月に実施されたトライアルでも実証済で、帯域が混み合う昼休みでは、

プレミアムコースの方がそれ以外のmineoのプランよりも、通信速度が5.4倍も速かった

というデータが、mineo(マイネオ)から公表されています。
プレミアムコースのトライアル期間の16年8月〜9月にかけて通信設備を増強したということで、mineo(マイネオ)側でも、加入者から余計にお金を取るだけの投資はしているようです。

申し込み方法

mineo(マイネオ)のプレミアムコースは、トライアル運用が終わり、17年2月1日から正式にサービス化されることになりましたが、今後も抽選に当選された方のみが利用できるプランのようです。

17年2月1日以降は、年に3〜4回程度で抽選が行われ、帯域を逼迫しない範囲でプレミアムコース加入者を募集し、高速通信を安定して提供していく方針のようです。

プレミアムコースの口コミ・評判は?

プレミアムコースの正式サービス開始は17年2月1日からですが、既にトライアル版でサービスを体験した方がいらっしゃるようです。
抽選に当選された方が、実際にプレミアムコースを利用して、通信速度をどう感じたのか見ていきましょう。

良い口コミ・評判

たしかに昼休みはの時間帯はネットが遅くなって不便に感じていましたが、プレミアムコースだとストレス無くネットが使えています。
実際に通信速度を測ってみたところ、10Mbpsまではいきませんでしたが、7〜8Mbps程度の通信速度は安定して確保でき、ネットの遅さを感じることはなくなりました。
トライアルが終わった後に、このままプレミアムコースを継続できるかが不安ですが、継続できるなら是非使い続けたいと思います。

一般的に、格安SIMは1,000人当たりに10Mbps分の帯域を配分していると聞きます。
これを一人に対して割り振ると、0.01Mbps。
もちろん全員が同時にスマホを利用する訳ではないので、実際はもう少し通信速度が出る訳ですが、仮に10人が一斉にスマホを使ったら、通信速度は1Mbpsですね。
つまり周りに人がいる状態だと、1Mbps前後というのが格安SIMの通信速度の相場です。

原理的にはプレミアムコースは1,000人分の通信速度を独り占めできるサービスということになるので、これが+880円で使えるのはかなり割安だと思います。

ドコモ、au、ソフトバンクでは端末代込みで8,000円前後が最低料金になってきますが、月額料金が1/2〜1/3で利用できて、通信速度も変わらないというのは、かなりおトクなプランだと思います。
たしかに格安SIMとして考えると割高な印象を受けますが、ドコモ、au、ソフトバンクを基準として考えると、悪くないプランです。

通信速度にこだわっているだけあって、かなり専門的な感想が多かったのですが、たしかにドコモ、au、ソフトバンクの格安プランと考えると、mineoの月額料金に+880円というのは割安とも考えられます。
時間帯に関係なく高速通信が確保されるので、空き時間に「ネットが遅くてスマホが使えない」ということも減り、時間も有効活用できる点は魅力でしょう。

悪い口コミ・評判

通信速度の速さを売りにしているようですが、それだったら同じau系列のUQmobileでも良いような気がします。
UQmobileならmineoの月額料金に+200円前後で使えますし。
通常の月額料金に+880円で、データ容量も5GB以上(※)じゃないとダメというは、足元を見られたようで気分が良くないです。
※現在は6GB以上になっています。

正式サービスなのに抽選っていうのはどうなんでしょうか。
私は抽選で当たったから良いものの、誰もが確実に使えるサービスではないってことですよね。
確かに通信速度は速くなりましたが、これからmineoに加入しようとする方にとっては、確実に使えるサービスではないので、あんまり当てにしない方が良いと思います。

10Mbpsという通信速度は、保証されるものではなくあくまで目標値です。
そもそもドコモ、au、ソフトバンクでも10Mbps出ていない時間帯があるのに、正直言ってこれは誇大広告の一種でしょう。
東京の職場で利用している時は確かにネットは速かったですが、地方に出張に言った時はちょっとネットが遅く感じることもありました。

ちょっと話は変わりますが、ドコモとソフトバンクの2台のスマホを持っている友人が「ソフトバンクの方が全然、通信速度が速い」ということを言っていました。
「そんな訳ないでしょ」と思って、実際に比べてみると確かにソフトバンクって意外にネットが速いんですね。
両方のスマホを持っている方ってあまりいないので、気づきにくいのですが、考えてみれば当然です。

「ソフトバンクに比べてドコモの契約者の方が圧倒的に多いので、利用者がひしめき合っている」という状況な訳です。

つまり、帯域当たりの契約者数が、通信速度を左右する要素ということになります。
従って、いくらUQmobileの通信速度が速いと言っても、周囲に人がたくさんいる状況では、高速通信ができなくなる場面が必ず出てきます。

回線設備を増強中ということもあり、mineoのプレミアムコースはまだ完璧なサービスとは言えません。
ただ、「帯域を優先確保する」というのは、高速通信を安定して利用するために有効な方法であることに間違いはありません。

  • 格安SIMにしても通信速度は絶対妥協したくない

という方にとっては、mineo(マイネオ)のプレミアムコースは期待できるサービスと考えられます。

また、たしかに、プレミアムコースは抽選なので、mineo(マイネオ)に契約したからといって必ず利用できるものではありませんが、そもそも「通常のmineoの通信速度がそこまで遅いのか?」という疑問もあります。
昨年末に結構時間があったので、色んなMVNOのSIMを取り揃えて、通信速度を測定してみました。

■格安SIMの通信速度比較【12月31日17時・新宿某所】
  1. ワイモバイル(Ymobile)→15.49Mbps
  2. UQモバイル→8.31Mbps
  3. mineo(マイネオ)→6.33Mbps
  4. hi-ho(ハイホー)→5.19Mbps
  5. LEQUIOSmobile→5.01Mbps
  6. FiiMo→4.32Mbps
  7. GMOとくとくBB→4.30Mbps
  8. BBIQスマホ→4.11Mbps
  9. SeversManSIM→3.38Mbps
  10. ロケットモバイル→3.20Mbps
  11. AsahiNet→3.05Mbps
  12. Wonderlink→2.93Mbps
  13. LINEモバイル→2.85Mbps
  14. DTI SIM→2.75Mbpz
  15. TNC→2.43Mbps
  16. TikimoSIM→2.34Mbps
  17. ぷららモバイル→2.13Mbps
  18. nuroモバイル→2.06Mbps
  19. スマモバ→1.98Mbps
  20. イオンモバイル→1.83Mbps
  21. U-mobile→1.70Mbps
  22. DMMモバイル→1.69Mbps
  23. NifMo(ニフモ)→0.99Mbps
  24. IIJmio(みおふぉん)→0.87Mbps
  25. b-mobile→0.65Mbps
  26. BIGLOBE(ビッグローブ)→0.54Mbps
  27. 楽天モバイル→0.29Mbps
  28. OCNモバイルONE→0.25Mbps

mineo(マイネオ)の通信速度は、なんと6.33Mbpsも出ていました。
たしかに年末で、たまたま周りに人が少なかったから、ということもあるかもしれませんが、よく見ると、2位、3位、6位はau系列の格安SIM(MVNO)です。
また、通信速度がワーストの格安SIM(MVNO)に注目すると、OCNモバイルONE、楽天モバイル、BIGLOBE(ビッグローブ)など契約者数が多い事業者が並んでいます。
つまり

  • ドコモ系格安SIMは契約者数が多い事業者ほど通信速度が遅く、au系格安SIMは総じて通信速度が速い

という傾向が見えてきます。
私の友人が教えてくれた「契約者数が多いドコモは通信速度が遅い」という話とも合致してきますね。
なので、プレミアムコースの抽選にたとえ当たらなくても、mineo(マイネオ)の通信速度にそれほど不安はない、ということが言えそうです。
プレミアムコースは、万一mineoの通信速度に不満があった時の保険として応募できるもの、と捉えておいて良いかもしれません。

まとめ

1 mineo(マイネオ)のプレミアムコースって何?

mineoのプレミアムコースは、利用者限定で優先的に通信速度が速くなる特別プランです。
利用するには抽選に当選する必要があり、mineoの通常の月額料金に+880円で使うことができます。

2 プレミアムコースの口コミ・評判は?

mineo(マイネオ)のプレミアムコースは、通信速度の速さについては概ね好評ですが、本当に+880円払う価値があるかについては賛否が分かれるところです。
ただ、プレミアムコースに加入しなくても、格安SIMの中ではmineo(マイネオ)の通信速度は速い部類です。
mineo(マイネオ)を利用してみて、通信速度に不満が出てきた際の保険としてプレミアムコースが使える、という考え方もあります。

「格安SIMって通信速度が遅くなるのでは?」と不安に思っている方も多いと思います。
たしかに格安SIM(MVNO)はドコモやauから回線を間借りして、通信サービスを提供しているため、そうした弱点があるのは事実です。

でも、全ての格安SIMの通信速度が遅い訳ではなく、au系のMVNOであるmineo(マイネオ)は、通信速度の速さに定評があります。
運良くプレミアムコースに当たれば、ドコモ、au、ソフトバンクの半額以下で、さらに高速通信が利用可能になります。
混雑した人混みなどでも「ネットの遅いのはゴメンだ」という方にとっては、プレミアムコースは気になるプランではないでしょうか。

一番おトクなmineoの申し込みはこちら